内容説明
本書は種々の型の薬物依存の特徴、薬理作用、症状、問題点などを、戦後の混乱期に始まる流行史と交錯させながら多面的に解明している。薬物依存の臨床に長い経験を有する精神科医であるとともに、社会学部においても教鞭を取り続けた著者が、平易な文章中にその蘊蓄を傾けた本書は、他書の追随を許さない。
目次
第1章 薬物依存とは
第2章 薬物依存の歴史的概観
第3章 薬物依存と神経伝達物質
第4章 薬物依存の各型、薬理、症状
第5章 我が国の薬物依存戦後史
第6章 欧米の薬物依存
終章 国際的規制をめぐって
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