出版社内容情報
フランスの地理学者エリゼ・ルクリュが調査旅行や文献を駆使して書き上げた、19世紀末の帝国主義時代の民族、風土、地誌。
第1章シリーズ総説
第2章ヨーロッパ総説
第3章地中海(輪郭と海域、動物相、漁業、製塩、貿易と海運)
第4章ギリシャ
第5章ヨーロッパ・トルコ
第6章ルーマニア
第7章セルビアおよびモンテネグロ
第8章イタリア
第9章コルシカ島(自然、住民と物産、都市と集落、行政区分)
第10章スペイン
第11章ポルトガル
エリゼ ルクリュ[エリゼ ルクリュ]
著・文・その他
柴田 匡平[シバタ キョウヘイ]
翻訳
目次
第1章 シリーズ総説
第2章 ヨーロッパ総説
第3章 地中海
第4章 ギリシャ
第5章 ヨーロッパ・トルコ
第6章 ルーマニア
第7章 セルビアおよびモンテネグロ
第8章 イタリア
第9章 コルシカ島
第10章 スペイン
第11章 ポルトガル
著者等紹介
ルクリュ,エリゼ[ルクリュ,エリゼ] [Reclus,´Elis´ee]
1830‐1905。フランスの地理学者で、アナーキズム思想家としても著名。近代地理学の祖のひとりカール・リッターの直弟子。若くしてドイツ、イギリス、アメリカ合衆国などを遍歴し、語学を磨きながら見聞を広めた。人種や宗教上の偏見と先入観から驚くほど自由なコスモポリタンで、世界共通語、環境問題など多面的、かつ先進的な問題関心をそなえ、国際教養人のロールモデルとも言うべき現代性をもつ
柴田匡平[シバタキョウヘイ]
信州大学学術研究院社会科学系教授、1955年秋田県生まれ。1979年東京大学教養学部(人文地理学教室)卒業後、1年ほど川崎重工業(株)アルジェリア国営エル・ハジャル製鉄所第2製鋼工場建設サイト事務所勤務。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院研究生を経て1981年東京大学教養学部助手、84年信州大学経済学部講師、助教授。92年ヨーロッパ大学研究所客員研究員、93年ポートランド州立大学客員教授、97年信州大学教授。日仏地理学会、日本地理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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