内容説明
本書は「立地」をキーワードとして、日本国内における製造企業の工場立地とサプライヤーとの取引連関の発展を、地理的かつ史的に記述したものである。
目次
1章 序章
2 企業地理学の再考―課題と展望
3 立地戦略と空間的分業論
4 松下電器グループにおける立地戦略と空間的分業
5 購買戦略とサプライヤーの立地―「下請制」の展開
6 中核地域と域内リンケージ―守口・門真地区の発展
7 事業部門の工場間分業と域内リンケージ―テレビ事業部門の事例
8 終章
著者等紹介
近藤章夫[コンドウアキオ]
三重県生まれ。1998年明治大学文学部卒業。2000年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、文部科学省科学技術政策研究所研究員。研究分野:経済地理学・産業立地論、技術経営論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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