出版社内容情報
理系科目になじみのない学生が,自然地理学や自然環境論を学ぶのに最適のテキスト。気候をベースに,地形や古環境,環境問題などをより包括的に解説。最前線の研究成果をやさしく解説したオリジナル図版を多数掲載。教職の自然地理学講義にもオススメ。全章に「まとめ」「理解度チェック」「キーワード」「研究課題」があり,課題や事前学習に有用。
第5版では,世界の1月・7月の月平均気温分布を2020年までのデータに変更,近年の温暖化にも対応した。大陸西岸・東岸や低緯度・高緯度での気候のちがい,年平均気温の経年変化の図も更新。気候帯に対応した土壌,最寒冷期と現在の植生分布を示す図も加え,気候と自然環境のつながりを理解するのに役立つ。
目次
第1章 気候とは
第2章 世界の気温
第3章 世界の風・気圧
第4章 世界の降水量
第5章 世界の気候区分
第6章 日本の気候と気候変化に伴って形成される地形
第7章 変わってきた自然環境
第8章 異常気象と変わりつつある気候
著者等紹介
仁科淳司[ニシナジュンジ]
明治学院大学、都留文科大学、津田塾大学、千葉大学講師。1957年神奈川県生まれ。1986年東京大学大学院理学研究科地理学専門課程博士課程修了(理学博士)。専門は気候学、特にアメダスデータを用いた中規模(メソ)スケールの気候学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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