出版社内容情報
諸外国の一貫地理教育カリキュラムを比較・分析し,【内容】【方法】【価値】の3つの構成領域をもとに一貫軸を示して,日本における一貫地理教育カリキュラムを理論編と実践編で示した教科書。日本地理教育学会の研究グループの成果。地理教育の最新キーワードも多数盛り込まれているので、これからの地理教育の動向を体系的に学ぶことができる。
内容説明
本書は日本地理教育学会「小中高一貫地理教育カリキュラム研究グループ」のこれまでの成果をもとに、幼児教育にも着目し、諸外国との比較・分析とともに、日本における具体的な一貫地理教育カリキュラムの基礎を理論面と実践面から創造することを目的としている。
目次
第1部 理論編(地理的概念による理論をつくる―地理的概念を主柱とするさまざまな一貫軸―;カリキュラムの様相を知る―さまざまな地理教育における一貫性―;“内容”の構成領域を考える―地域の枠組みと地理学体系による構成―;“方法”の構成領域を考える―地理的探究、フィールドワーク、GIS・地図―;“価値”の構成領域を考える―地理的価値態度と近未来社会的市民性の育成―)
第2部 実践編(実践を研究する―フレームワークによる効用―;幼小中高一貫地理教育カリキュラムを考える―理論と実践の往還に必要な系統表―)
著者等紹介
吉田剛[ヨシダツヨシ]
宮城教育大学大学院教育学研究科教授
永田成文[ナガタシゲフミ]
広島修道大学人文学部教授、三重大学名誉教授
阪上弘彬[サカウエヒロアキ]
千葉大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 中国現代史 岩波新書