出版社内容情報
★治水神を祀る全国の禹王遺跡165カ所を見開きで解説。
★詳細な地図・アクセス情報が便利!
禹王とは古代中国の聖人,治水事業をなしとげた。インド由来の弁天様のように,古代中国の禹王は外来の神として日本各地に定着し,治水神として信仰されている。水害防備の願いを込めた禹王像,治水に貢献した人物の顕彰碑,禹王ゆかりの橋や建造物など,全国の禹王遺跡165カ所(北海道・東北7,関東49,中部39,近畿22,中国・四国21,九州14,沖縄13)のすべてを網羅して各見開き2頁で解説。
目次
概説 日本の禹王遺跡の特徴と禹王文化(中国の禹王伝説と禹王信仰;禹王遺跡の研究史;日本の禹王遺跡の特徴;治水神・禹王信仰の事例;禹王文化の展開;まとめと課題)
全国の禹王遺跡(北海道・東北;関東;中部;近畿;中国・四国;九州;沖縄)
著者等紹介
植村善博[ウエムラヨシヒロ]
1946年生まれ。立命館大学大学院修士課程修了。博士(文学)。佛教大学名誉教授。専門は自然地理学。現在「治水神・禹王研究会」会長
関口康弘[セキグチヤスヒロ]
1957年生まれ。日本大学文理学部史学科卒業、神奈川県立高等学校教諭を経て定年退職。専門は日本近世史、現在「足柄の歴史再発見クラブ」会長、「治水神・禹王研究会」副会長
大邑潤三[オオムラジュンゾウ]
1986年生まれ。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)東京大学地震研究所助教。専門は歴史地理学、歴史災害(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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