目次
第1章 地域主権の持続空間デザイン(持続的環境社会と地域固有の継承空間;「地域の原風景」と地域主権のデザイン;「近代都市のイデア」と「日本の原風景」、地域主権のデザイン;「西欧空間の原風景」と「日本の原風景」、近代日本空間へ;近代の省察と展望:「日本のコミュニティ」持続デザイン;「20世紀の建築学」と「21世紀の建築学」、地域空間システム)
第2章 近代の空間システム・日本の空間システムと地域主権(近代建築の思想の経過と地域主体性;空間システム、アジアの空間とヨーロッパの空間;近代建築学の形成:西欧建築導入から国際建築への展開;世界の基準化から日本の空間理論への展開;ポストモダニズムから地域文脈主義・地域主権へ;コミュニティアーキテクトとサスティナブツエリアデザイン)
第3章 建築教育と地域主権のデザイン(建築教育と地域学習;地域主権デザインの「空間形成計画ノート」;計画・設計方法の経過とコミュニティデザイン;「美」の形成・建築の形成・地域の目標;シビルミニマムから「多様なコモンスペース型都市へ」;地域主権のまちづくり・持続コミュニティ再生)
第4章 地域主権の「地域まちづくり」「地域建築形成」(生活空間形成の新しい方向:多様性と持続性・固有性;空間システムデザイン教育とSAD地域まちづくり;「環境建築学」と「地域建築学」の育成・構築;補助金行政から地域主権の公共空間再編制への課題;日本の環境持続形成と地域建築(形成)学
コミュニティアーキテクトの諸形態
地域主権の空間形成体制への枠組み)
著者等紹介
宇杉和夫[ウスギカズオ]
1946年、埼玉県生まれ。日本大学大学院修了、博士(工学)。西安交通大学客員教授、(有)アトリエ空間組織、さいたまの森アーカイブ、地域主権の空間計画(SAD・CA)研究会、見沼我々田倶楽部。東京都住宅局、総合計画設計事務所、日本大学理工学部宇杉研究室。日本建築学会近代の空間システム・日本の空間システム特別研究委員会副委員長、同サスティナブルエリアデザインとコミュニティアーキテクト特別研究委員会委員長、同総合論文第10号「場所性・地域継承空間システムと都市建築のフロンティア」チーフエディター。建設大臣賞、2010年都市住宅学会賞著作賞、2011年都市住宅学会賞著作賞(共同)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。