内容説明
自然環境と人間の活動は、両者が相互に影響を与えながら変化しており、地球環境が大きく変化する時代において、自然と人間とのかかわりの重要性が指摘されている。本書は、「自然と人間とのかかわり」をテーマとして進めてきた筆者のこれまでの研究成果に基づくとともに、各分野の最新情報を分析、整理、総合し、新たな自然と人間との関係史の構築を試みるものである。
目次
第1章 地域の自然と人間の科学(空間の認識と時間の認識;地理学と歴史学との接点;考古学;歴史地理学;考古地理学;環境考古学)
第2章 研究の方法と成果(編年;自然環境の復原;人文環境の復原)
第3章 自然と人間との関係史(人類の誕生と進化;第四紀の環境変化;旧石器時代;縄文時代;弥生時代;古墳時代;歴史時代)
著者等紹介
外山秀一[トヤマシュウイチ]
1954年宮崎県生まれ。帝京大学山梨文化財研究所古植物・地理研究室長を経て、皇學館大学名誉教授。博士(文学)(立命館大学)。専門:地理学・環境考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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