目次
第1部 聖地への信仰における身体と文化(聖地的山里室生の景観の構造;江戸・東京の富士講による富士山信仰―富士塚から;江戸の富士講と庚申―「道」の陰陽五行思想から)
第2部 聖地御蓋山・春日山への多様な信仰(近世奈良町の春日講による信仰―春日曼荼羅から;近世春日社神領民による信仰―松苗から;現代人による信仰―世界遺産登録後の春日山錬成会から)
補論 「私」がいる地理学へ―「道」の思想に基づく東洋地理思想の再発見
著者等紹介
川合泰代[カワイヤスヨ]
1972年生まれ。鹿児島県出身。奈良女子大学文学部地理学科卒業、同大学修士課程修了、博士課程中途退学。奈良女子大学文学部(研究)助手。結婚を機に東京に居を移し、群馬大学、駒沢大学、東京学芸大学、明治学院大学などで地理学関連科目の非常勤講師を勤める。現在、明治学院大学などの非常勤講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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