観光のための環境景観学―真のグリーン・ツーリズムにむけて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772230520
  • NDC分類 689
  • Cコード C3036

内容説明

1990年代から今日まで、筆者はドイツやオーストリアの田園地方やアルプス地方を訪れる機会が何度かあった。調和のとれた美しい伝統的町並み、自然再生された田園景観、アルプスの美しい山岳景観に魅了されて、それを景観生態学や観光地理学の視点から研究対象としてきた。そして、この10数年間、ヨーロッパおよびわが国の観光地の環境と景観に関する研究報告を行ってきた。それらをまとめたものが本書である。

目次

第1章 ヨーロッパの観光と環境(マス・ツーリズムの発達と環境問題;ルーラル・ツーリズムとグリーン・ツーリズム ほか)
第2章 日本の観光と環境(戦後の観光地開発と環境問題;わが国におけるグリーン・ツーリズムの検討―わが国のグリーン・ツーリズムはグリーンか)
第3章 観光地と景観(観光地景観論について;地域の景観活用と観光振興 ほか)
第4章 保養地の景観形成と景観保全(ドイツにおける農地整備と保養地形成―バイエルン州・アプスベルク村を例に;オーストリアのティロール州における「静かな保養地域」)

著者等紹介

横山秀司[ヨコヤマヒデジ]
1948年、神奈川県生まれ。1981年、明治大学大学院博士課程修了。九州産業大学商学部教授。博士(地理学)。景観生態学・地生態学・観光地理学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品