内容説明
気候・地形など自然環境のちがいは地域によって独特な生活様式や町並みをつくり出し、また、言語・風習なども地域によって特色あるものをつくり出している。そのような地域の仕組み、地域社会の形成の具合を考察するのが、地理学の目的である。このようなことから、本書では、日常の暮らしの中で見受けられる地理的課題のいくつかを取り上げて一書にまとめた。
目次
1 地理学の理解
2 暮らしを囲む自然
3 山地地域の暮らし
4 歴史的都市の機能と生活
5 都市開発と景観
6 人口の分布と地域的類型
7 行政と生活
8 暮らしに見る風土景観―大阪府石川流域における水のコスモロジー
9 暮らしの中の食生活
10 生活と余暇
著者等紹介
山嵜謹哉[ヤマザキキンヤ]
1922年京都府生まれ。立命館大学文学部地理学科卒。現在、専修大学名誉教授
金井年[カナイトシ]
1954年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科(比較文化学)後期博士課程中退。現在、大阪産業大学教養部講師
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