黄土高原の村―音・空間・社会

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黄土高原の村―音・空間・社会

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772230056
  • NDC分類 389.22
  • Cコード C1039

内容説明

民族音楽学、民族建築学、村落研究、異なるアプローチをもつフィールドワーカーが、黄土高原の1つの村を舞台に、10年近い時間の中で、継続的に共同調査を行った。山の斜面に穿たれた窰洞(ヤオトン)に住む人々の、雨乞いや廟会。異なるまなざしが交差する中で生まれた、中国村落の新しいモノグラフ。

目次

第1章 村の音環境
第2章 村の歴史
第3章 村の住空間
第4章 雨乞い―村の再生をかけた祈りとうた
第5章 村の社会関係―日常と儀礼と
第6章 住空間の秩序
第7章 参与する調査者、評価される参与者
第8章 海を渡った廟会―フィールドワークがもたらした芸能の変容

著者等紹介

井口淳子[イグチジュンコ]
1961年兵庫県生まれ。1993年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、1998年大阪大学博士(文学)学位取得、現在、大阪音楽大学助教授。専攻:民族音楽学。著書に『中国北方農村の口承文化-語り物の書・テキスト・パフォーマンス』(199年、風響社)。編著に、CDブック『地球の音楽-フィールドワーカーによる音の民族誌』第60~62巻(1992年、日本ビクター・ビクター音楽産業)など。共著に、『音と言葉』(1993年、音楽之友社)、『音のフィールドワーク』(1996年、東京書籍)、『小さな音風景へ-サウンドスケープ七つの旅』(1997年、時事通信社)など

栗原伸治[クリハラシンジ]
1967年大阪府生まれ。1991年東京工業大学工学建築学科卒業。1993年同大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。1998年9月総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻博士期課程修了。博士(学術)学位を取得。国立民族学博物館外来研究員を経て、現在、日本大学生物資源科学部生物環境工学科助手。1994~1996年、中国政府奨学金留学生として天津大学に在籍。専攻:民族建築学・建築人類学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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韓信

1
陝西省北部の楊家溝村における民族音楽学・建築学・村落社会研究の学際的フィールドワークの成果報告。窰洞に興味があったので読んでみたが、写真や図を交えた建設過程や、上座などの空間内序列など、興味深い内容だった。最近の若者は中心部から外れたところに窰洞を建設しコミュニティから距離を置くという傾向は、町内会に入らない日本人のよう。窰洞建設をはじめ労働や農作業では母方親族との互酬関係が濃厚(父方とは儀礼関係のみの関係)という話は、宗族的結合をイメージしていた自分には意外で、この要因について深掘りしてほしかった。2022/07/24

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