目次
第1部 伊能忠敬と測量術(「伊能忠敬とその時代」の解明のために―羽太正養『休明光記』を素材に;伊能忠敬と会田安明―『天文簡要論』に見る交流の実際;江戸時代後期における測量図の地域的展開)
第2部 伊能図の検証(伊能図の地図仕立て;伊能図の作製過程における下図と寄図―伊豆半島における2度の測量をめぐって;伊能図の針穴―高精細画像とGISを援用した作図水準の比較分析;伊能図の記号凡例(地図合印)
多種多様な伊能図のコンパスローズ)
第3部 伊能図の比較分析とシーボルト日本図(神戸市立博物館蔵「近江国及附近絵図」の特質―伊能忠敬記念館蔵「琵琶湖図」との比較分析を通して;「沿海地図」から「沿海輿地全図」へ―伊能中図「総合図」の比較分析;東京大学所蔵伊能中図の概要と修復事業;伊能図からシーボルト日本図へ―その編纂過程と地図史上の意義について)
著者等紹介
平井松午[ヒライショウゴ]
徳島大学名誉教授・非常勤講師。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学、1982年4月より徳島大学教養部講師・助教授を経て、1998年4月同大学総合科学部教授、2019年3月退職。専門分野は歴史地理学・歴史GIS(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 曲者 - 高橋美季写真集