目次
古地震研究の歩み―古地震から大震地の再来を予測する
地震史料収集刊行の歩み
古地震研究と地震予知
古地震研究と防災―地盤の液状化現象を例として
古地震の史料について
島原大変(一七九二)の津波による熊本県側の報告
考古学の資料から古地震を探る〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
長良
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データベースとしてまとめてあるものが必ずしも正しいわけではないことを教えてもらいました。後半はなかなか理解できなかったです。2012/05/22
こばこ
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95年、阪神大震災直後に出された、古地震の調査方法について体系的に触れた本。 少々古さは感じるものの、方法論自体はおそらく現在も変わって居なく、今も普通に役立つことも多い、はず。 日本での古地震研究は文献調査がメインとなるが、その難しさ(いい加減な資料も多い、また調査者の思いこみが大きく影響するなど)もきちんと明示されていて、興味深かった。2011/12/10