内容説明
お年玉の由来話、稲と麦のお話、仏さまや閻魔さまも登場。中国がもっと身近な国になる漢民族の昔話18話。
著者等紹介
松瀬七織[マツセナナオ]
中国文学専攻。中国の昔話やわらべ唄など民間伝承を研究するかたわら、大学の非常勤講師として中国語を教えている。また、自宅の文庫で、幼い頃から親しんできた本を子どもたちに読んで聞かせている
湯沢朱実[ユザワアケミ]
1982年より家庭文庫を開き、子どもに絵本を読んだりお話を語ったりしている。語り手、講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
お年玉のはじまり/なべの中のトラ/二郎が山をかついで太陽を追う/鼻が長くなった兄さん/トラはなぜ木に登れないのか/尾なし鳥/牛飼いと織姫/稲と麦のけんか/トラ女/ファン・タン西天へ行く/シカとトラ/かしこい嫁チアオクー/牛のシラミいっぴき/てきぱきシアンシアンのむこえらび/チャン・サンと閻魔さま/ヘビのおむこさん/地主の頭は何斤か?/ルー・パンの大工修業 日本のおはなしに近いものが沢山あります。 2019/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。4年生予備本 『チャン・サンと閻魔さま 朗読 5~10分』2020/03/08
舟江
8
日本語教室の副読本にどうかと読んでみた。 一休さんのような娘の話や、閻魔大王を懲らしめる話など愉快な話が多かった。これらの話の源をたどると、一部はインドにたどり着くという。スケールの大きな話だ。2018/03/16
かのん
4
なかなか面白かったです。あれだけ大きい国ですから、漢民族の昔話だけといってもまだまだいっぱいあるのでしょうね。『牛飼いと織姫』が日本の七夕にあたるおはなしだそうですが、日本の結構違う印象を持ってびっくりしました。日本のどこからああなったんだろうか、とか。とんち話の中でも特に『地主の頭は何斤か?』が面白かった。2014/02/17
ちい
4
日本の昔話と似たところもあったり共通してる部分もあったり面白かった!しかし子どもに読み聞かせるには年代を選ぶかな?と難しいところ。でも子ども向けだから分かりやすく話が短編にまとまってるから高学年の子には読んでほしい!2014/01/18
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