内容説明
「あーしたてんきになーぁれ!」と願いをこめてつるすてるてるぼうず。でも、天気になったそのあとは、すっかりわすれていませんか?これは、みんなにわすれられ、プンプンおこって家をとびだしたてるてるぼうずのお話です。
著者等紹介
にしまきかやこ[ニシマキカヤコ]
西巻茅子。1939年、東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業後、版画工房でリトグラフを学ぶかたわら、「子どものアトリエ」という絵の教室を開く。このアトリエの子どもたちと接するうち、絵に対する子どもの感受性の確かさを知り、この子たちに向かって絵本を描こうと決意する。代表作『わたしのワンピース』は、出版50周年を迎え、親子孫三代にわたるファンも多く、今なお愛されつづけている。絵本多数。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし文・金の星社)で、第18回産経児童出版文化賞、『えのすきなねこさん』(童心社)で、第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
42
図書館本。我が家の娘たちもよくてるてるぼうずを作ります。でも目的の日が終わったらそのまま窓際に放置。しばらくしてまた新たなてるてる坊主を作るので、窓際にはたくさん転がってます。外から見るとなんか可哀想になってくる。てるてる坊主さんにもきちんも「ありがとう」「楽しんでくるね」って伝えなくちゃね。2021/05/29
anne@灯れ松明の火
40
新着棚で。「明日天気にしておくれ」頼むだけ頼んで、いざ晴れたら、お礼の言葉もなく、ほったらかされることに腹を立てた てるてる坊主。家出をした先には何が……? 意外なキャラクター、意外な展開。絵本はそれが楽しい。2019/11/12
たーちゃん
34
てるてる坊主が怒って家出して森の中へ。色んな出会いがあって最後はハッピーエンド。息子はてるてる坊主が危険な場面で「どうなっちゃうのー!?」と言っていました。2021/05/21
どあら
29
図書館で借りて読了。我が家のてるてる坊主も、作ったことを思い出した頃にはなくなってた気がします。家出していたのね〜(^^)2020/08/11
キ♡リン☆か
20
テルテル坊主が家を出ていく発想が面白いですね。そこでまたいろいろなものと知り合っていく、人生何でも冒険、そして経験ですね。2024/06/11