出版社内容情報
足の不自由な男の子が母と二人で住む貧しい家に、すばらしい宝物を持った3人の王様が立ち寄ります。それは、キリストの誕生を祝いにベツレヘムへ行く王たちでした。その夜、男の子の身にも不思議なことが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
235
いっしき よしこ・文、さの ようこ・絵。原話(メノッティ『アマールと夜の訪問者』?)があるようで、枢機卿ヨゼフ・ラッツィンガー神父の推薦文が付されている。お話は東方の三博士(ここでは3人の王様)が現代に現れたというもの。アマール少年の奇跡を語る。絵はことさらにラフな線描画にこれまたラフな彩色を施したもの。こういうお話には難色を表明しにくいのだが、あまりにも単純過ぎて、奇跡が奇跡に見えない。innocentであることを描こうとしたのだろうが、これでは説得力を欠くだろう。表現の方法に工夫がないのである。2025/08/02
いっちゃん
10
なるほど、こうして、キリスト教は広まっていくのね。2016/01/08
epitaph3
7
杖を出した時、ふるえた。最も大切なものを他人のために出せるだろうか。2017/08/10
ぐりーん
3
さのようこさんの絵で、すてきなストーリーでした。 心があらわれるようです。 私も、清く正しく生きられるようにならなければ… 2018/03/22
kimietam
3
次女と読了。4歳2ヶ月にはちと長かった。2012/12/10




