内容説明
古典・近世の牧歌の伝統を継承しながらも新たな牧歌の創造を目指して変奏を奏でた。牧歌詩人たちの多彩な世界を読み解く。
目次
第1部 古典牧歌(テオクリトス;ギリシアの牧歌詩人;ウェルギリウス;ローマの牧歌詩人)
第2部 近世の牧歌(イタリアの牧歌詩人;サンナザロの『漁夫牧歌集』;スペンサーの『羊飼いの暦』;一七世紀英国の牧歌)
第3部 牧歌論争(ポープの『牧歌集』;フィリップスの『牧歌集』;牧歌論争;ゲイの『羊飼いの一週間』)
第4部 牧歌の変容(地方色牧歌;牧歌風バラッド;都会風牧歌;ダイバーの『海の牧歌集』;ブラウンの『釣魚牧歌集』;コリンズの『ペルシア牧歌集』;ウォートンの『ドイツ牧歌集』;異国風牧歌)
著者等紹介
海老澤豊[エビサワユタカ]
1961年東京都出身。立教大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程満期退学。文学博士。新潟産業大学人文学部助教授を経て、駿河台大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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