目次
第１章 序説―キューピッドの移住
第２章 トマス・ワイアット―ペトラルカの翻訳と改作
第３章 フィリップ・シドニー―ソネット集の詩学と政治学
第４章 ヘンリー・コンスタブル―謎めいたソネット集
第５章 サミュエル・ダニエル―詩人の自己成型とパトロン制度
第６章 シェイクスピアの『ロミオとジュリット』―ペトラルカ奪冠
第７章 エドマンド・スペンサー―結婚愛と植民地支配の構図
第８章 シェイクスピアの『ソネット集』―キューピッドの死
第９章 メアリー・ロウス―欲望のイコノグラフィーと近代個人主義
エピローグ 薔薇とソネットの運命
著者等紹介
岩崎宗治［イワサキソウジ］
１９２９年三重県に生まれる。１９５１年名古屋大学岡崎高等師範学校（旧制）卒業。１９５４年愛知学芸大学（現・愛知教育大学）卒業。１９６４‐６６年ケンブリッジ大学大学院に留学（チャーチル学寮）。１９６９年Ｍａｓｔｅｒ ｏｆ Ｌｅｔｔｅｒｓ（ケンブリッジ大学）。１９７５年文学博士（名古屋大学）。１９７４‐９２年名古屋大学教授。現在、名古屋大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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