内容説明
ホメロス以来の「トロイア物語」の伝統を現代日本の歴史小説として変換させた画期的作品の解明に挑む。
目次
はじめに―そして作者の「あとがき」を読む
第１章 茜色の海
第２章 笑う前夜
第３章 軍船襲来
第４章 葬送の歌
第５章 城塞燃ゆ
第６章 西方伝説
第７章 カルタゴ
第８章 二つの愛
第９章 遠い残照
著者等紹介
岡三郎［オカサブロウ］
１９２９年生まれ。専攻は比較文学・比較文化。日本中世英語英文学会・副会長（１９９３・９４）、会長（１９９５・９６）。所属学会：ＩＡＵＰＥ（国際英文学教授協会）、日本「地中海学会」、日本中世英語英文学会、カナダ比較文学会（終身会員）その他。現在青山学院大学名誉教授。文学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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