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ディオニュソスの詩学

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  • サイズ B6判/ページ数 567,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772004794
  • NDC分類 991
  • Cコード C0098

内容説明

エウリピデス『バッカイ』の悲劇の迷宮を解読。狂気を活かしながら制御する技術としての悲劇に光を当てる。

目次

第1章 捉えどころのない神
第2章 ディオニュソスの多様な現れかた―二重写しの技法・狩猟・儀礼について
第3章 ディオニュソスと文明―道具・農耕・音楽
第4章 悲劇の横軸を読む―家・都市・山
第5章 悲劇の垂直軸を読む―地・風・水・火
第6章 武器と人間―性の役割と通過儀礼について
第7章 メタ悲劇―芸術・幻想・模倣
第8章 シンボルの危機―ことば・神話・悲劇
第9章 ディオニュソスの詩学とエウリピデスの悲劇

著者等紹介

山口拓夢[ヤマグチタクム]
1966年生まれ。学習院大学大学院博士課程満期退学。現在、武蔵野美術大学、和光大学、札幌大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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コマイヌ

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邦題だけ見てディオニーについての概説かと思ったら原題通りがっつりバッカイの解説書だった、手元に無くて苦しかった…原典を読んで劇が描く信仰を通して当時のディオニュソス信仰を想像するのはやろうとしても知識が無くてできなかった、ディオニシア祭で上演される儀礼としてだけでなく芸術として見る事はしてもみなかったからとても刺激的で興味深かった。他説への反駁・引用を批判的に読むのは勿論出来ないけれど。はじめの方はオットーと被ってて面白くなかった、2015/05/06

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