内容説明
本書は、ニーチェの終生変わらぬ悲劇的認識というテーマを論じている。
目次
第１章 解釈‐図式化
第２章 ニーチェの「哲学的根拠論」への問い
第３章 公教的‐秘教的
第４章 芸術家の形而上学
第５章 肯定の最高形式
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さぼ
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④ ニーチェの研究書なのかな。悲劇的認識というニーチェの中でも初期から後期に至るまである程度一貫させたテーマに基づいてアプローチを図る。ニーチェ解釈の是非はともかく内容に筋を通しているのでやろうとしていることはわかりやすく、興味深い。しかし、ニーチェの本を読んだ後に読むことを勧める。ニーチェ用語がバンバン飛び交うので。まあ読んでなくとも漠然と理解できるかもしれない。中級者向け。2009/12/09
