内容説明
形成外科の数ある技術の中でも、圧倒的に存在感のあるマイクロサージャリーは、もうスペシャリストだけが行う手技ではなく、基本的な技術を習得した形成外科医であれば、真皮縫合や有茎皮弁と同様に身につけるべき技術となっている。イラストだからわかりやすい、顕微鏡下がよく見える。
目次
1 マイクロサージャリーをするときの心構え
2 器械・材料(顕微鏡;銅製小物;糸 ほか)
3 基本的な技術の習得(用意する機器;麻酔;アプローチ ほか)
4 臨床での血管吻合(顕微鏡と作業場の準備;吻合の準備;動脈吻合(端々吻合) ほか)
5 臨床での神経縫合
著者等紹介
菅原康志[スガワラヤスシ]
自治医科大学形成外科教授。1986年香川医科大学卒業後、東京大学形成外科に入局。長庚記念医院(台湾)、G¨oteborg大学(Sweden)留学を経て、2008年より現職。杏林大学医学部非常勤講師、医学博士
去川俊二[サルカワシュンジ]
自治医科大学形成外科助教。1998年山形大学卒業後、東京大学形成外科に入局。自治医科大学、山梨医科大学、国立がんセンターを経て2006年より現職
須永中[スナガアタル]
自治医科大学形成外科助教。2000年東京大学卒業後、東京大学形成外科に入局。静岡県立こども病院、東京大学を経て2004年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。