出版社内容情報
《内容》 過去の英会話学習法に関する数々の迷信を打ち破り,社会人や中高年からでも仕事の余暇に身につけられる方法を紹介。
《目次》
第1章 英語を楽しくマスター 1
1 英語を「楽しもう」 2
「楽しい」と思おう 2
なぜ楽しいか 3
楽しければ効果が上がる 4
2 楽しむための情報源 7
勉強には資料がいる 7
読む 8
聴く 10
図書館を利用しよう 11
3 CDを1枚 14
資料が気に入ったら 14
音声情報の「内容」 15
資料は無限 16
4 歌を楽しもう 17
「歌」は楽しい 17
日本語でなじんだ歌の原詩を楽しむ 18
5 耳と口とそれに「手」も使おう 22
手で書く 22
6 「苦しみ」はひとつだけ:単語 26
7 短文を覚えるのは楽しい 35
8 小説に1冊挑戦しよう 44
授業の読み方はていねい 44
以前は「ポルノ」が切り札 45
インターネットなどの電子情報 45
お薦めの作品 47
挑戦するものは 48
新しい翻訳書を原書で 49
英語を「百万語読む」 50
第2章 英会話1人勉強法 55
1 英会話は日本で身につけよう 56
「外国へ行けば自然に」は誤解 56
留学中の進歩は日本での努力に依存する 57
「週1回英会話学校」の意味 58
トレーニングは自分で行うもの 59
具体的な内容は「文章をつくる速度を上げる」59
2 「道を訊いてわからない」理由 63
「道を訊く」、「トイレの場所を訊く」のは実はやっかい 63
パーティの会話と仕事の会話と 65
必要なら準備する 67
3 「聴くだけ」はつまらない 69
情報を「交換する」のが会話 69
「聞き役」だけに回らないように努力しよう 70
パーティの前に準備 71
4 いろいろな手を使おう 73
なぜいろいろなことをするか 73
スポーツの場合 74
英語も同じ 75
5 英会話のマスターはトレーニングで 76
会話を学校教育で身につけられるか 76
「読み書き」は教育、「聴く」と「話す」はトレーニング 76
英語「教育」で会話が身につく「はずがない」78
英会話はトレーニングで身につけよう 79
トレーニングには時間がかかる 81
英語をスポーツとして学ぶ 81
6 モーツァルトを聴いても弾けるわけではない 83
楽器でもモーツァルトでも 83
「聴く」のと「話す」のは違う 84
再び「英会話学校」の問題点 85
TOEICへの疑問 86
7 英文を高速でつくる 88
一番足りないのはスピード 88
「英作文速度」を「会話速度」に 89
英文を高速でつくるトレーニング 90
フレーズだけでも単語だけでも 93
練習問題 94
8 英語は「口に出してマスター」しよう 101
歌を上手に歌うには実際に歌う練習 101
「筋トレ」の要素 102
不足分を補う方法 103
「鸚鵡返し」に言う材料 104
「聴き取れる」ことと「言える」こと 105
「鸚鵡返し」以外に口に出す材料 105
9 発音にこだわらなくていいけれど 107
むずかしい発音 107
日本語と英語の差で知っておきたい点 108
「デジタル」はやめて欲しい 110
イントネーションが重要 114
10 「反応」で注意したいこと 115
ひとつ何か言う 115
“Yes”と“No”を逆にいう点の注意 116
第3章 実践英会話 119
1 機会を捉える 120
英語を話す機会を捉える 120
外国旅行 121
2 ホームステイの利点と問題点 124
それでもホームステイの意義は大きい 125
留学にはないホームステイの利点 126
3 英語の試験を受けよう 128
4 パソコンを英語の勉強に使う 134
インターネットで読む 134
インターネットに発言する 135
資料を入手する 136
インターネット以外に 136
5 留学しよう 140
留学の道 140
各ルートの特徴、利点と欠点 141
行き先と心がけ 142
身体で「頑張る」のが重要だ 144
留学の価値は「語学」ではない 145
6 努力はダサくない 146
英語の勉強に「努力」は不可欠 146
努力は奇跡を生む 148
7 中年からでも勉強できる 149
「語学は若いうちに」は絶対ではない 149
本書に書いてあることを応用して 151
8 英語の能力を維持しよう 153
英語を失う危険を知って 153
「維持」の努力 155
自分なりのバイリンガル 156
9 英会話学習「べからず」集 159
目的と目標を決めない 159
ひとつの手法だけに頼る 160
高価な単一シリーズ教材を使う 160
個人教授を長期間受ける 161
低い密度でだらだら長期間続ける 161
英語は嫌いだが英会話だけやる 162
「自然法だけ」に頼る 162
議論は無理でもせめて英語で道くらい訊けるようになりたい 163
「日本にいて英会話の勉強は不可能」との考え 163
「外国へ行けば自然にうまくなる」と夢想 164
努力はダサい 164
この年になっては英会話の勉強は遅い 164
目次
第1章 英語を楽しくマスター(英語を「楽しもう」;楽しむための情報源;CDを1枚 ほか)
第2章 英会話1人勉強法(英会話は日本で身につけよう;「道を訊いてわからない」理由;「聴くだけ」はつまらない ほか)
第3章 実践英会話(機会を捉える;ホームステイの利点と問題点;英語の試験を受けよう ほか)
著者等紹介
諏訪邦夫[スワクニオ]
1961東京大学医学部医学科卒業。1962東京大学医学部麻酔学教室入局。1963~66Massachusetts General Hospital麻酔科レジデントおよびハーバード大学助手。1967東京大学助手、医学部麻酔学教室。1969~72カリフォルニア大学助教授、サンディエゴ校医学部麻酔学教室。1973東京大学助教授、医学部麻酔学教室。1982、84、88、92コロンビア大学客員教授、麻酔学。1996帝京大学教授、医学部麻酔学。2002帝京大学教授、八王子キャンパス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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