PCA(自己調節鎮痛)の実際

PCA(自己調節鎮痛)の実際

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 131p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784771902725
  • NDC分類 492.37
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 臨床医のための,臨床感あふれる現場に即した解説書登場!
症例呈示による丁寧な解説と,理解の助けとなる図表と写真が満載。    

《目次》
第1章 PCAの概念と方法〔表 圭一〕 1
 1.Patient-controlled analgesia(PCA,自己調節鎮痛)の基本概念 1
 2.PCAの歴史 1
 3.PCAの基本原理 2
 4.PCAの投与方法 5
 5.PCAの有効性 7
 6.PCAの安全性 8
 7.PCA使用と治療費コスト 8
 8.PCA使用と看護スタッフの労働 8
 9.海外と日本におけるPCA使用の状況 9
第2章 PCA機器〔川股知之〕 13
 はじめに 13
 1.精密PCA機器 13
 2.ディスポーザブルPCA機器 18
第3章 PCAを有効に安全に行うためのコツ―管理体制,教育,実施にあたっての問題点と解決法―〔井上莊一郎〕 27
 はじめに 27
 1.医療従事者が知らなくてはいけないPCAの基本 27
 2.患者へのPCAの説明 37
 3.PCAが施行されている患者の監視 39
 4.薬剤部との連携 43
 5.PCAポンプの管理 44
 おわりに 46
第4章 術後痛1(静脈内PCA)〔中塚秀輝,佐藤健治,森田 潔〕 49
 はじめに 49
 1.静脈内PCA 49
 2.静脈内PCAの実際 50
 3.実際の投与例 55
 4.ペインサービス 58
 5.患者教育と症例の選択 59
 おわりに 59
第5章 術後痛2(硬膜外PCA:PCEA)〔橋口さおり〕 61
 1.術後痛の特徴 61
 2.硬膜外鎮痛法 62
 3.硬膜外PCAの実際 67
 4.硬膜外カテーテルの管理 69
 5.副作用対策 69
第6章 和痛・無痛分娩〔角倉弘行〕 77
 1.無痛分娩を普及させるために(PCAに期待される役割) 77
 2.分娩の生理 79
 3.無痛分娩に用いられる方法 80
 4.PCEAによる無痛分娩 82
 5.脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔の併用(CSE)による無痛分娩とPCEA 85
 6.無痛分娩に用いるPCA装置 87
 7.産婦および助産婦への啓蒙 90
 まとめ 91
第7章 小児の疼痛〔田中裕之〕 93
 はじめに 93
 1.小児の疼痛の特殊性と評価法 93
 2.小児PCAの特殊性 94
 3.PCAの実際 95
 4.疼痛管理チームの役割 102
 まとめ 103
第8章 癌性疼痛〔喜多正樹〕 107
 1.癌の痛みの特徴 107
 2.症例 108
 3.癌性疼痛におけるPCA装置の条件 116
 4.癌性疼痛管理にPCAを運用するうえでの注意点 117
 まとめ 118
第9章 PCAの普及にあたって〔川真田樹人,並木昭義〕 119
 はじめに 119
 1.わが国におけるpatient-controlled analgesia(PCA)の現状 119
 2.わが国におけるPCAの問題点 124
 3.PCAの普及に向けた方策 125
 おわりに 126

内容説明

本書は臨床医がPCAによる鎮痛法を施行できるように、現場に即した解説書とした。そのため出来うる限り、多くの図表や写真を用いて、読者が理解しやすいようにする。また各論においてはいくつかの症例呈示を行い、それを丁寧に解説する。これらのことにより、より臨床感のある解説書になるようにした。

目次

PCAの概念と方法
PCA機器
PCAを有効に安全に行うためのコツ―管理体制、教育、実施にあたっての問題点と解決法
術後痛(静脈内PCA;硬膜外PCA:PCEA)
和痛・無痛分娩
小児の疼痛
癌性疼痛
PCAの普及にあたって

著者等紹介

並木昭義[ナミキアキヨシ]
札幌医科大学附属病院麻酔科教授

表圭一[オモテケイイチ]
札幌医科大学附属病院麻酔科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品