形成外科advanceシリーズ<br> 熱傷の治療:最近の進歩

形成外科advanceシリーズ
熱傷の治療:最近の進歩

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  • サイズ A4判/ページ数 300p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784771902640
  • NDC分類 494.35
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》  熱傷の病態,診断,早期処置,感染予防,再建外科,後治療などを最近の知見も踏まえて網羅。外科系医師に必要な熱傷に関する全ての知識を集約した必読の書。    

《目次》
I.熱傷の病態の解明・最近の知見から
II.熱傷の診断と治療・最近の進歩
 1.熱傷の診断法・全身療法の進
 2.熱傷患者の代謝と栄養
 3.広範囲熱傷の治療戦略
 4.スキンバンクの意義と展望
III.熱傷における感染症とその抗菌化学療法uptodate
IV.重症熱傷治療の進歩・その評価
V.特殊な熱傷
 1.気道損(熱)傷の病態整理と治療の進歩
 2.特殊な熱傷・損傷の診断と治療
VI.熱傷の局所療法
 1.外用剤と創被覆材の選択
 2.培養細胞を組み込んだ皮膚代替物による熱傷治療
 3.熱傷創被覆に用いられる人工あるいは培養真皮
VII.広範囲重症例を中心としたデブリードマンと植皮法
VIII.特殊領域の熱傷の早期処置
 1.顔面,手部,足部,会陰部,肛門部
 2.耳介の熱傷および熱傷後変形に対する治療
IX.小児熱傷および高齢者熱傷の特殊性と対応
 1.小児熱傷の特殊性と対応
 2.高齢者熱傷の特殊性と対応
X.熱傷再建外科・最近の発展
 1.遊離植皮術の適応とそのrefinement
  1 熱傷再建における各種遊離植皮術の適応と留意
  2 熱傷顔面再建における遊離植皮のテクニック
 2.熱傷再建手術における各種皮弁の適用・その進歩
  1 局所皮弁法による熱傷後瘢痕拘縮の再建―正方弁法と複葉プロペラ皮弁を中心に―
  2 各種区域皮弁による熱傷・瘢痕拘縮の再建
  3 Freeflapによる重度熱傷瘢痕拘縮の治療―適応と皮弁の選択―
  4 各種穿通枝皮弁による熱傷・瘢痕拘縮の再建
  5 顔面熱傷再建におけるprefabricatedflapの臨床応用
 3.熱傷再建手術におけるthinflapの開発と適用
  1 遊離DP皮弁:臨床応用のための工夫
  2 Thingroinflapによる頚部,腋窩の再建
  3 真皮下血管網皮弁による熱傷瘢痕拘縮再建
  4 Tissueexpanderによる熱傷瘢痕拘縮の治療
XI.熱傷の後療法と予後
 1.熱傷後肥厚性瘢痕の予防と術後後療法
 2.熱傷患者のリハビリテーション-拘縮予防と副子療法-
 3.広範囲熱傷救命患者の社会復帰

内容説明

本書では、国際的にも最先端をいくと考える本邦の熱傷医学および熱傷再建外科学のもっとも新しい知見について、現場で治療にあたっている若手の専門医を中心とした著者が執筆。発展した治療法がもたらした救命率向上の実際の評価や、リハビリテーション・社会学的予後といった重要であるが軽視されやすい命題についても項目に加え、最新の知見を盛り込んでいる。

目次

1 熱傷の病態の解明・最近の知見から
2 熱傷の診断と治療・最近の進歩
3 熱傷における感染症とその抗菌化学療法up to date
4 重症熱傷治療の進歩・その評価
5 特殊な熱傷
6 熱傷の局所療法
7 広範囲重症例を中心としたデブリードマンと植皮法
8 特殊領域の熱傷の早期処置
9 小児熱傷および高齢者熱傷の特殊性と対応
10 熱傷再建外科・最近の発展
11 熱傷の後療法と予後

著者等紹介

波利井清紀[ハリイキヨノリ]
東京大学医学部形成外科教授

百束比古[ヒャクソクヒコ]
日本医科大学形成外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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