日帰り麻酔の安全のための基準ガイドブック

日本麻酔科学会/日本臨床麻酔学会/日帰り麻酔研究会【編】

克誠堂出版（2001/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 134p／高さ 26cm
• 商品コード 9784771902312
• NDC分類 494.24
• Cコード C3047

出版社内容情報

　　　　《目次》　第1章　日帰り麻酔の選択／5　I．はじめに／5　II．適応術式／5　III．患者の特性による選択／6　IV．術前評価／6　V．術前の説明／7　VI．前投薬／8第2章　日帰り麻酔に関する設備と施設／13　I．はじめに／13　II．麻酔科術前診察室／14　III．受付，管理室／16　IV．待機室／16　V．麻酔導入室／17　VI．手術室／17　VII．術後回復室／17　VIII．ステップダウン回復室／18　IX．更衣，帰宅と術後情報システム／18　X．入院施設／18　XI．手術室の施設設備／18　XII．おわりに／19第3章　麻酔法／21　I．はじめに／21　II．吸入麻酔薬／21　III．静脈麻酔薬／23　IV．筋弛緩薬／27　V．局所麻酔／28　VI．Monitored anesthesia care／31第4章　日帰り麻酔での気道確保／37　I．基本的考え／37　II．日帰り麻酔で特に考慮すべきこと／37　III．気道確保の用具／40　IV．気管挿管の確認／44第5章　覚醒・PACU・帰宅基準／45　I．麻酔からの覚醒／45　II．Post anesthesia care unit（PACU）／49　III．帰宅基準／50能か？／54第6章　帰宅までの看護ケア／59　I．日帰り手術担当看護婦を取り巻く環境／59　II．誰が日帰り手術専門看護婦となりえるか？／60　III．看護ケアの実際／60第7章　帰宅後の対応―帰宅にあたって指示される注意点も含む―／75　I．はじめに／75　II．帰宅時の注意点／75　III．日帰り麻酔・手術の術後合併症／75　IV．再受診再来院の理由にはどんなものがあるのか？／76　V．マイナー合併症の発生率／77　VI．帰宅後の電話によるフォローアップ／78　VII．おわりに／78第8章　日帰り麻酔での術後鎮痛について／79　I．はじめに／79　II．術後に発生する疼痛の原因／79　III．術後疼痛への処置／80　IV．術後外来処置施設と帰宅基準／85第9章　合併症・副作用／87　I．はじめに／87　II．発生率／87　III．合併症／88　IV．高齢者の日帰り手術／90　V．基礎疾患／90　VI．おわりに／91第10章　小児の日帰り麻酔／93　I．はじめに／93　II．日帰り麻酔の特殊性／93　III．対象患児および疾患／94　IV．術前検査・診察および術前指示／95　V．前投薬，麻酔，モニターおよび術中合併症／97　VI．術後鎮痛／99　VII．術後経口摂取，離院帰宅／100　VIII．帰宅後のフォロー／101　IX．まとめ／102第11章　成人の日帰り麻酔／103　I．はじめに／103　II．高齢者／103　III．心血管疾患患者／104　IV．呼吸器疾患患者／106　V．内分泌代謝疾患患者／108　VI．その他／109　VII．結　語／111第12章　日帰り麻酔に果たす麻酔科医の役割―実務的な面を中心に―／113　I．はじめに／113　II．麻酔科医の果たす役割／113　III．おわりに／119

内容説明

本書は、日本の「明日の麻酔科医の問題」日帰り麻酔の安全のための基準とそのガイドブック。本ガイドブックは特別に日帰り手術と日帰り麻酔に興味を持つ麻酔科医のみでなく、わが国の麻酔科医の幅広い支持を期待して作成された。

目次

日帰り麻酔の選択
日帰り麻酔に関する設備と施設
麻酔法
日帰り麻酔での気道確保
覚醒・ＰＡＣＵ・帰宅基準
帰宅までの看護ケア
帰宅後の対応―帰宅にあたって指示される注意点も含む
日帰り麻酔での術後鎮痛について
合併症・副作用
小児の日帰り麻酔〔ほか〕