『星の王子さま』のエニグム―サンテグジュペリ自身が描いた挿絵で謎解く歴史の真実

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771110403
  • NDC分類 953
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ『星の王子さま』は、世界で2番目に多くの言語に翻訳され、世界の名作になったのか。1943年の初版以来77年を経て、遂に、そのヴェールを解き明かした。“本質は目には見えなくて、心でしか見えないよ”サンテグジュペリが星の王子さまで伝えたかった真のメッセージ(本質)は、エニグムを解くことで初めて明らかになるということだった!

目次

バオバブのエニグム
44のエニグム
キノコのエニグム
意地悪な花のエニグム
脱出のエニグム
王様のエニグム
B612のエニグム
大物気取り屋のエニグム
大酒飲みの惑星のエニグム
ビジネスマンのエニグム〔ほか〕

著者等紹介

滝川美緒子[タキガワミオコ]
札幌市生まれ、京都外国語大学英文科卒業後、パリ・ソルボンヌ大学留学。滝川クリステルの母親

滝川クリステル[タキガワクリステル]
フランス・パリ出身。2000年、共同テレビジョン所属。2002~2009年フジテレビ「ニュースJAPAN」のキャスターを担当。2010~2013年フジテレビ「Mr.サンデー」のキャスターを担当。現在、J‐WAVE「NIPPON EXPRESS SAUDE SAUDADE…」パーソナリティー、TBS「教えてもらう前と後」のメインMCを担当。2013年、東京2020オリンピック・パラリンピック招致“Cool Tokyo”アンバサダーを経て、現在、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・顧問。2014年5月には「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立し、動物保護・生物多様性保全に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字中毒

4
もっとじっくり読める時に 当時の歴史的背景や作者の置かれた環境などを元に星の王子さまを通して作者が本当に伝えたかったことを分析する内容。興味深い【図書館本】2021/02/17

uta

1
素敵な装丁と、著者・滝クリ母・・に、ときめいて図書館から連れ帰り。「星の王子さま」は、かつて子どもに読み聞かせたが、自分に残った謎を放置していたため、本著を読んで何度も驚いた。飛行士として生きた作者が、大戦の地球を星の世界に投影した物語だったという。。。 著者の家族ぐるみで研究を進める様子も、この本には描かれ、フランスの家族愛のあたたかみも感じられほっこり。2021/07/23

k

1
違う翻訳をと思い図書館へ行き、面白そうと借りてきたが、本当に驚きの内容だった。何から何まで何かの暗示だとは。確かにこれはどういうことかなという疑問だらけだったけど、一度読んでわかるものでもないしと思っていた。フランス人ならわかることは多いだろうけど、全部信じていいのかと思ったが、当時の歴史やフランス語の言い回し、動物を使った諺とか面白かった。サン=テグジュペリその人についても知りたくなった。2021/07/12

ともみ

0
少々無理やり感はあったが、論文を小説形式で書くという試みなら面白いなと思った。 滝川クリステル母が、『星の王子さま』に隠された第二次世界大戦の暗号を読み解く話。 批評ではなく作者の意図当てゲームになっているのが好みではなかった。 ルーペを付録としてつけるのはかわいいなと思った。2023/01/02

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