内容説明
勉強に自信がなくても、志があれば「下剋上」はかなう!ブログ「猫ギターの教育論」で、全国の受験生や先生から絶大な支持を得る著者が、受験生と共に戦ってきた経験から培った受験術。大学受験の名参謀が「偉大なる凡人」に送る戦略の書。
目次
第1章 偏差値なんか気にしない―一発逆転がきく難関私大
第2章 英単語は短期集中&リピート暗記
第3章 英文法は英文をさばくナイフ
第4章 英文読解は短文から長文へ
第5章 日本史・世界史でスコアを伸ばす13の秘訣
第6章 現代文は「外国語」、漢字からやり直す
第7章 古文アレルギー撃退法
第8章 難関私大に合格する「心の整え方。」
第9章 都会の難関私大がカッコいい理由
付録・接頭辞が同じ単語・猛ノック
著者等紹介
笠見未央[カサミミオウ]
1968年広島県尾道市生まれ。13歳から親元を離れ一人暮らしをしながら開成中学・高校を卒業。一浪後、早稲田大学政治経済学部経済学科入学。卒業後、大手塾講師アルバイトをきっかけに、塾講師の道へ。27歳で「しまなみ海道」向島に『US塾』を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キヨミズ
6
本当に現受験生にはありがたい。モチベーションが下がっているときに読むとモチベーションが上がる上がる。上がっているときはさらに高まる。復習に次ぐ復讐。問題をやるのではなく殺る。まさにそれ。今までわからなかった問題は復讐するがこどく理解しまくる。疑問そのものを抹消=殺る。重宝しています2015/05/28
嘉月堂
5
笠見氏が紹介する参考書は実践に裏打ちされているので大変参考になります。この本で登場するエピソードも参考になります。偏差値が簡単に上がるみたいな本もありますが,「なかなか成績が上がらず胃から血が滴るような気がする」という感覚のほうがよくわかります。地を這うような努力をあきらめずに続けた結果として,ある日突然できるようになる感覚、分かりますねぇー。2015/03/27
oDaDa
4
著者は広島の「しまなみ海道」向島にある個人塾の塾長である。この本はそんな塾での塾生との真剣な向き合いから生み出された、経験則に裏打ちされた勉強法である。以前「ドラゴン桜」という漫画が流行り、東大がクローズアップされたが、東大や京大はやっぱり難しい。そこで著者が提案するのが、早慶、GMARCHなどの難関私立大への挑戦だ。これらの大学は英語・国語・社会(数学)の三教科で受験でき、高校時代、部活に熱中したり、ゲームやネットから抜け出せなくなったり、流されるままに三年間を浪費してしまった学生にも、戦略を立てれば逆2014/10/19
村上 飛鳥
2
読んでいてもう一度大学受験がしたくなるような内容だった。大学受験には根性だけでなく、しっかりとした戦略が必要なんだと言う事をヒシヒシと感じた。自分自身が大学受験で上手くいかなかった身なので、成功した状態がどういう状態なのかを実感できないのが悔しい。別の大学受験攻略本も読んでいこうと思う。2014/08/16
Dai
2
猫ギター先生はとんでもない本を書いたものだ。まるで、160km超のストレートをど真ん中にビシビシ投げ込まれるような感じだ。故に、誰がこんな凄い武器を使いこなせるのか?逆に使いこなせる高校生、既卒生がどんどん出て来て欲しいと思う。使いこなすにはちょっと骨が折れるだろうけど。それと、最後の浪人論はシビれる!賛否両論色々あるだろうけど、最新かつ鉄板の勉強方法や参考書・問題集が網羅されており、文系の高校生やその保護者には一読の価値あり!ここまで的確な受験指南書を私は見たことがない。2014/08/02