ニュートンの哲学方法論 - 『プリンキピア』「哲学することの諸規則」の研究

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784771040755
  • Cコード C3010

出版社内容情報

「私は仮説を仕立て上げない」――哲学者としてのニュートンに迫る


「私は仮説を仕立て上げない」というニュートンの実験哲学の方法論はいかにして成立したのか。これまで紹介されてこなかった未刊資料を渉猟しつつ、ニュートンが晩年に試行錯誤を繰り返した『プリンキピア』「哲学することの諸規則」にみられる哲学方法論の発展過程を浮き彫りする。「哲学者ニュートン」を照らし出す試み。


【目次】

序 章 「哲学者としてのニュートン」という問題
 はじめに
 1 主要テキストの文献学的事情
 2 「哲学することの諸規則」受容史
 3 研究状況 
 4 本書の方法  

第 1 章 ニュートンにおける「哲学」という課題
 はじめに 
 1 初期ニュートンにおける「科学」概念
 2 「哲学」の方法としての実験 
 3 『プリンキピア』成立史における哲学的方法と数学的方法
 4 方法としての分析と総合
 5 『プリンキピア』はなぜ『自然哲学の数学的原理』なのか  
 小   括 

第 2 章 実験哲学とは何だったのか
 はじめに  
 1 当時の用法  
 2 ニュートンの「実験哲学」概念の導入
 3 分析としての実験哲学 
 4 実験哲学と帰納  
 小   括 

第 3 章 “Hypotheses non fingo”の成立
 はじめに  
 1 翻訳をめぐって
 2 ニュートンの草稿から 
 3 仮説と実験哲学  
 小   括 

第 4 章 仮説から規則へ
 はじめに 
 1 「諸仮説」の誕生 
 2 仮説から法則へ 
 3 自然の斉一性  
 4 「諸仮説」から「諸現象へ」
 5 「仮説」の帰趨 
 小   括  

第 5 章 ジョン・ケイルの自然哲学方法論とニュートンの「仮説」
 はじめに  
 1 ニュートン主義者としてのケイル 
 2 ケイルの哲学史的方法論  
 3 ケイルにおける「諸公理」 
 小   括 

第 6 章 「仮説III」と「規則III」
 はじめに  
 1 「規則III」原型の成立 
 2 アリストテレス主義をめぐって 
 3 「規則III」と重力  
 4 「規則III」の解釈をめぐって 
 小   括  

第 7 章 「規則IV」追加と「哲学」問題再考
 はじめに  
 1 「規則IV」の準備  
 2 第三編「定義」のための草稿
 3 「規則V」の構想とその周辺 
 小   括

第 8 章 哲学の方法と神学
 はじめに 
 1 哲学と神学の関係に関する従来説の検討 
 2 ニュートンの融和神学  
 3 形而上学と誤謬  
 小   括  

第 9 章 ニュートンにおける「感覚中枢」の問題
 はじめに 
 1 問題となるテキスト 
 2 『光学』ラテン語初版の異本問題 
 3 「神の似姿」としての人間と「感覚中枢」 
 小   括 

終 章 ニュートン哲学が目指したもの

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