統一戦線論―戦間期ドイツの歴史的経験から未来へ

個数:
電子版価格
¥3,080
  • 電子版あり

統一戦線論―戦間期ドイツの歴史的経験から未来へ

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2025年05月31日 01時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771038899
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「終戦80年」「新しい戦前」の今,統一戦線を考える.

なぜヒトラーを阻止できなかったのか。1920~39年のドイツの歴史的経験を考察し、統一戦線の概念や成立条件、論理と倫理、本質的問題を整理。戦後80年を経た危機の時代、市民に根差した“まっぴら御免” “連帯”“生活(命・暮らし・健康)”の思想=「新しい統一戦線」の可能性をさぐる。


「本書は今日の危機時代に何を問うているのか」―― 本書の読み方
第Ⅲ部の座談会から読んでいただくのもよいかもしれない。本書の意義や何を問題にしているのかについて、研究会のメンバーが明らかにし、ひとつの読書案内ともなっているからだ。さらにいえば、第Ⅲ部の後、第Ⅱ部で今日の問題のあり様を探っていただき、序章と第Ⅰ部の歴史的プロセスに分け入っていただくのが、理解しやすいかと思う。(「まえがき」より)

内容説明

なぜヒトラーを阻止できなかったのか。ドイツの歴史的経験を考察し、その実相に迫ることで、今日の危機時代における「新しい統一戦線」=市民に根差した「まっぴら御免/生活の思想」の必要性と可能性をさぐる。「敗戦80年」「新しい戦前」の今、統一戦線を考える。

目次

統一戦線とは何か
第1部 歴史のなかの統一戦線―1920~39年の戦間期ヨーロッパ、特にドイツを中心に(反カップ統一戦線の経験―その力と意義(1920年)
反クーノー統一戦線の勝利と挫折―「ドイツ革命」敗北(1923年)の戦略問題
ファッション化過程と統一戦線の不成立(1929~33年)―なぜヒトラーを阻止できなかったのか)
第2部 現代日本において統一戦線は可能か(現代統一戦線への序章―「戦後70年」と安倍政権;「戦後80年」の現時点―「半クーデター」政権の崩壊と現代統一戦線の可能性)
第3部 [座談会]本書は今日の危機時代に何を問うているのか 石川捷治+星乃治彦+平井一臣+田靡純子(石川統一戦線論事始め;「下から」の統一戦線と「統一戦線現象」;大衆の言葉・思想としての統一戦線 ほか)

著者等紹介

石川捷治[イシカワショウジ]
1944(昭19)年10月中国東北部・大連市に生まれる。大分県臼杵市へ引き揚げそこで育つ。父親はシベリア抑留で死亡。1967(昭42)年佐賀大学文理学部卒業、72(昭47)年九州大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。北九州大学法学部(5年間)、九州大学法学部(30年間)、久留米大学法学部(7年間)で研究・教育に従事する。その間、九州大学法学部長、九州大学法学研究院長(初代)、九州大学韓国研究センター長(初代)、久留米大学附属図書館長などを歴任。20世紀の政治史、地域研究・平和研究を専門とする。現在、九州大学名誉教授、福岡県自治体問題研究所代表理事などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品