出版社内容情報
スクリーン越しに見る社会
日常生活を批判する力を鍛える
社会問題と出会う、考える
この本を読めば、どんどん映画を観たくなる!
“内から”映画を読み解く社会学に触れる、最良の入門書。映画それ自体に焦点をあて、展開される相互行為や人間関係、言葉のやり取りなどが、作品世界の中でどのような意味を持っているのかを解読することが、“内から”映画を読み解く社会学だ。13の多様なテーマに沿って、優れた映画やドキュメンタリーを読み解くことで「社会学的想像力」がどんどん湧いてくる。
内容説明
この本を読めば、どんどん映画を観たくなる!厳選された13のテーマと「くまさんのさらなるこだわり映画リスト」で映画を“内から”読み解く世界へと誘います。
目次
人間としての誇り―多様な性のあり方を考える(1)
トランスジェンダーを生きる“高み”―多様な性のあり方を考える(2)
エイズを生き、フォビアと闘うということ
障がい者問題を考える
高齢者問題を考える
太平洋戦争を考える
沖縄の歴史を考える
水俣病問題を考える
部落差別問題を考える
在日朝鮮人問題を考える
広島・長崎、被爆問題を考える
特撮怪奇映画を愉しむ
くまさんのさらなるこだわり映画リスト
著者等紹介
好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。筑波大学、日本大学を経て、2023年4月より摂南大学現代社会学部特任教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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