キリスト教とイスラーム・対立から共生へ―神秘思想にみる聖人・悪魔観

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キリスト教とイスラーム・対立から共生へ―神秘思想にみる聖人・悪魔観

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771038639
  • NDC分類 191
  • Cコード C3014

出版社内容情報

二大宗教における悪魔の存在と相互理解の深まり

キリスト教とイスラームはともに一神教という共通点があるが、現代まで対立・緊張関係を続けてきた。2つの世界宗教に共生の道はあるのだろうか。本書では、「神秘思想」「聖人」「悪魔」をキーワードに2つの宗教を考察し、共通性を探る。二大宗教の相互理解、そして対話の道を開く画期的研究!

内容説明

二大宗教における悪魔の存在と相互理解の深まり。キリスト教とイスラームはともに一神教という共通点があるが、現代まで対立・緊張関係を続けてきた。2つの世界宗教に共生の道はあるのだろうか。本書では、「神秘思想」「聖人」「悪魔」をキーワードに2つの宗教を考察し、共通性を探る。二大宗教の相互理解、そして対話の道を開く画期的研究!

目次

キリスト教とイスラームの接点を探る
第1部 神秘思想にみる交流と変容(ライムンドゥス・ルルスの冒険―中世キリスト教のイスラーム世界宣教;ズィクルと「イエスの祈り」―スーフィズムとヘシュカズムとの比較;イスマーイール派のイエス・キリスト論 ほか)
第2部 預言者・聖人にみる共生への智(ルーミーの神秘思想にみるキリスト教観;タウヒードと諸宗教の共存―植民地期西アフリカにおけるイスラームとキリスト教の出会い;イスラームにおけるイエスの弟子たち―十二使徒、ペトロ、パウロの位置付けを巡って ほか)
第3部 悪魔との精神的闘争(カースィアの説教―悪魔にいかに対処するか;イスラームの悪魔観―クルアーンから神秘主義へ;キリスト教の悪魔観―その起源と展開 ほか)

著者等紹介

佐野東生[サノトウセイ]
1965年生まれ。ハーヴァード大学大学院中東地域研究修士課程修了。慶應義塾大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(法学)(龍谷大学)。現在、龍谷大学国際学部教授

久松英二[ヒサマツエイジ]
1957年生まれ。ウイーン大学大学院神学専攻博士課程修了、博士(神学)。現在、龍谷大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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キリスト教とイスラームの接点 神秘思想にみる交流と変容: ライムンドゥス・ルルスの冒険 ズィクルとイエスの祈り イスマーイール派のイエス・キリスト論 神秘主義がつなぐイスラームと諸宗教 預言者・聖人にみる共生への智: ルーミーの神秘思想にみるキリスト教観 タウヒードと諸宗教の共存 イスラームにおけるイエスの弟子たち 共通の崇敬対象としてのマリア 初期シーア派神学におけるファーティマ崇敬理論 悪魔との精神的闘争; カースィア説教 イスラームの悪魔観 キリスト教の悪魔観 修道者アントニオスの悪魔・悪霊観2024/09/13

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