出版社内容情報
理性・自由・道徳を掲げた啓蒙の18世紀
英独仏から中・南欧、北・東欧諸国、
そしてアメリカに至るまで欧米諸国15カ国の啓蒙の実態と課題を比較
英独仏から中・南欧、北・東欧諸国そしてアメリカに渡る啓蒙の多様な展開を俯瞰した比較啓蒙論。
教会・国家と闘う哲学が文学と連携した「啓蒙の時代」が、イギリスのクラブ、フランスのサロン、ドイツの大学を舞台に出版文化の普及も後押しして進展した経緯を活写し、理性・自由・道徳をスローガンに掲げた時代の意義と課題を国際啓蒙研究の第一人者が現代に問う。
内容説明
理性・自由・道徳を掲げた啓蒙の18世紀英独仏から中・南欧、北・東欧諸国、そしてアメリカに至るまで欧米諸国15カ国の啓蒙の実態と課題を比較。英独仏から中・南欧、北・東欧諸国そしてアメリカに渡る啓蒙の多様な展開を俯瞰した比較啓蒙論。教会・国家と闘う哲学が文学と連携した「啓蒙の時代」が、イギリスのクラブ、フランスのサロン、ドイツの大学を舞台に出版文化の普及も後押しして進展した経緯を活写し、理性・自由・道徳をスローガンに掲げた時代の意義と課題を国際啓蒙研究の第一人者が現代に問う。
目次
第1章 啓蒙―一つの新たな時代
第2章 イギリス―常識と道徳感覚
第3章 フランス―批判と革命
第4章 ドイツ―形而上学と改革
第5章 ヨーロッパとアメリカ―受容と反抗
第6章 啓蒙―一つの時代の終焉?
著者等紹介
河村克俊[カワムラカツトシ]
1958年京都市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科修士課程修了。その後ドイツ・トリーア大学留学Ph.D。現在、関西学院大学言語コミュニケーション文化研究科および法学部教授
嵩原英喜[タケハラヒデキ]
1973年大阪府生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(哲学)。現在、関西学院大学、神戸女学院大学、清恵会第二医療専門学院、園田学園女子大学、帝塚山大学、西宮市医師会看護専門学校非常勤講師
西章[ニシアキラ]
1978年三重県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(哲学)。現在、沖縄大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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