出版社内容情報
外国人政策の転換点に立つ日本、解決すべき課題とは?
多様なバックグラウンド・宗教・年代の人々がともに暮らす、活力に満ちた豊かな社会を実現するために、いま、求められている人権保障とは何なのか? 本書では、外国につながる背景をもつ人の人権保障をテーマに、現場から得られた知見もふまえつつ、多角的に検討する。
内容説明
多様なバックグラウンド・宗教・年代の人々がともに暮らす、活力に満ちた豊かな社会を実現するために、いま、求められている人権保障とは何なのか?本書では、外国につながる背景をもつ人の人権保障をテーマに、現場から得られた知見もふまえつつ、多角的に検討する。
目次
グローバル化と人権保障
第1部 外国につながる背景をもつ人の人権保障(転換期を迎えた外国人労働者政策―人権を守った受入れは可能か;不法就労外国人への逸失利益の算定をめぐって―日米の判決例をめぐる議論を比較して;外国人の子どもの学びと外国人学校の法的位置づけ ほか)
第2部 エスニシティとどう向き合うか(外国人の社会「統合」と母語教育を受ける権利の可能性;日本におけるヘイト・スピーチ規制の現状)
第3部 社会共同体と政治共同体の「統合」にむけて(グローバル社会における外国人の政治参加;帰化と日本国憲法―権利保障と「統合」のための選択肢の一つとして)
著者等紹介
〓田仁美[ヨシダヒトミ]
同志社大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、関東学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。