出版社内容情報
教育現場の声に寄り添い、
教師のメンタルヘルスケアを再考する。
学校は多くの期待を向けられ,教師の多忙化問題は加速している。学校のウェルビーイング議論の中心に教師を据え,実効性のある教師のメンタルヘルスケアを再考する。
学校は多くの期待を向けられ,多様な役割を担い,教師の多忙さはより一層増し,教職員の精神疾患による病気休職者数は増加している。本書では,教師らの声を通し,学校の働き方改革で注目される学校の労働安全衛生管理体制と,学校組織改革の核となる教師の協働の意義に焦点を当て,実効性のある教師のメンタルヘルスケアを再考する。
内容説明
学校は多くの期待を向けられ、多様な役割を担い、教師の多忙さはより一層増し、教職員の精神疾患による病気休職者数は増加している。本書では、教師らの声を通し、学校の働き方改革で注目される学校の労働安全衛生管理体制と、学校組織改革の核となる教師の協働の意義に焦点を当て、実効性のある教師のメンタルヘルスケアを再考する。
目次
序章 教師を取り巻く環境とメンタルヘルス
第1部 教師のメンタルヘルスとケア(教師のメンタルヘルスと学校でのケア 研究1;教師の仕事とメンタルヘルス 研究2;教師のメンタルヘルスケアの実態 研究3)
第2部 教師のメンタルヘルスと組織風土(教師のメンタルヘルスの保持増進及び阻害要因 研究4;教師の心理的安全性 研究5)
終章 教師のウェルビーイングを創出するメンタルヘルスケア
著者等紹介
服部紀代[ハットリキヨ]
兵庫大学健康科学部健康システム学科講師(養護教諭養成課程)、関西学院大学人間福祉学部非常勤講師。立命館大学大学院人間科学研究科博士課程後期課程修了、人間科学博士。神戸市看護大学卒業後、私立学校の養護教諭として勤務し、教育相談体制の構築や運営、教職員の健康管理に従事。資格は看護師、保健師、養護教諭、公認心理師、第一種衛生管理者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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