出版社内容情報
本書は、20世紀初めにフィリピン北部の山岳地帯へ渡った日本人移民の軌跡、とりわけその先駆者たちの日々の様子や彼らがこの地域の発展にいかに貢献したかについて、アメリカに保存されている資料や、今もフィリピンに住む日本人移民の子孫たちの語りを通して明らかにするものである。
目次
序章
第１部 日本人移民の歴史
第２部 建築業での日本人移民の活躍
第３部 農業と日本人移民
第４部 サガダとボントックの日本人社会
第５部 日本人会と日本人学校
第６部 日本人移民とフィリピン人社会
エピローグ １９４１～４５年のバギオの日本人たち
著者等紹介
森谷裕美子［モリヤユミコ］
１９９３年明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得満期退学、博士（政治学）。現在、跡見学園女子大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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