出版社内容情報
図像の面白さと文化の奥行がここに!
15世紀北イタリアの小国に光彩を放ったマントヴァ侯の宮廷文化。画家マンテーニャの絵筆は、侯の信仰、家系、都市の記憶をいかに顕彰・記念したのか、その解明を試みる。
マントヴァ候ルドヴィーコ・ゴンザーガ治世期における君主の顕彰図像と信仰:マンテーニャ作品再解釈に基づく15世紀マントヴァ宮廷美術考
内容説明
かくしてマンテーニャは、パトロンの栄光を後世に留めおく壮大な作品を残した。マントヴァ侯ルドヴィーコ・ゴンザーガ治世期における君主の顕彰図像と信仰:マンテーニャ作品再解釈に基づく15世紀マントヴァ宮廷美術考。
目次
第1部 パトロネージと信仰(ルドヴィーコのパトロネージ;居城の改修と信仰;ウフィツィの三連祭壇画とルドヴィーコの墓廟構想)
第2部 家系の記憶と信仰 マンテーニャ作“夫婦の間”再考(壁画の図像構成と先行研究;家系の記憶と信仰)
著者等紹介
小松原郁[コマツバラアヤ]
2017年同志社大学大学院文学研究科博士課程後期修了。現在、同志社大学文学部非常勤講師・関西大学大学院文学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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