出版社内容情報
本書では、リハーサルをフィールドとしたエスノメソドロジー的相互行為分析を試みる。会話分析を応用し、チューニングやひとりで行う練習など多種多様な活動のビデオデータをもとに、音楽がどのように編成されるのかを解明。
音楽を、「理論」からではなく、その「日常」のなかで探求する。
内容説明
本書では、リハーサルをフィールドとしたエスノメソドロジー的相互行為分析を試みる。会話分析を応用し、チューニングやひとりで行う練習など多種多様な活動のビデオデータをもとに、音楽がどのように編成されるのかを解明。音楽を、「理論」からではなく、その「日常」のなかで探求する。
目次
第1章 序論
第2章 先行研究の検討―練習場面における演奏分析にむけて
第3章 技術についての注記―想起としての分析
第4章 練習場面におけるエスノメソドロジー(1)―アンサンブルにおける演奏の提案
第5章 練習場面におけるエスノメソドロジー(2)―演奏をつうじた説明可能性の編成
第6章 練習場面におけるエスノメソドロジー(3)―相互行為としてのチューニング
第7章 練習場面におけるエスノメソドロジー(4)―ひとりでおこなう練習の理解可能性
第8章 結論
著者等紹介
吉川侑輝[ヨシカワユウキ]
1989年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。現在、立教大学社会学部現代文化学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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