戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか

個数:
電子版価格
¥4,180
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか

  • 前田 麦穂【著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 晃洋書房(2023/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 76pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月04日 22時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 180p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771037090
  • NDC分類 373.7
  • Cコード C3037

出版社内容情報

教員免許更新制度の見直しなど、教員採用制度改革の議論のためにも必読の書!

教員採用は、法制度上では「競争試験」(志願者間の相対的判定)ではなく「選考」(志願者個人が一定の基準に適合しているかを判定)により行われると定められているが、その運用実態は、試験成績の相対的判定に基づく合否決定という「選考試験」による量的統制が行われている。このような法規定と運用実態のずれはなぜ生じてきたのか。戦後日本における教員採用制度の形成過程について、選考試験導入の先行自治体(東京都・富山県)と後続自治体(鹿児島県・兵庫県・島根県・青森県)を事例にした実証研究をもとに解明を試みる。

内容説明

「倍率信仰」を問い直す―「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940~1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。

目次

序章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く
第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷
第2章 推薦から試験へ:東京都
第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県
第4章 地方における普及:鹿児島県
第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県
第6章 試験なき教員採用の模索:島根県
第7章 有資格者不足という困難:青森県
終章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」

著者等紹介

前田麦穂[マエダムギホ]
1991年埼玉県生まれ。2010年、東京大学教養学部前期課程文科2類入学。2019年、東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2022年4月より國學院大學人間開発学部初等教育学科助教。日本教育学会奨励賞(2019年度)、東京大学而立賞(2022年度)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品