出版社内容情報
なぜ、災害復興の早さが地域によって異なるのか。その答えは、災害前から被災地域が築きあげてきた様々な集団・社会組織による連携・協働の体制にある。宮城県の津波被災地域のフィールドワークを通じて、地域コミュニティにおけるガバナンスが災害復興に果たす役割を解明する。
内容説明
復興まちづくりの軌跡。なぜ、地域によって災害復興の様相が異なるのか?その答えは、災害前から被災地域が築きあげてきた様々な集団・社会組織による連携・協働の体制にある。津波被災地域のフィールドワークを通じて、地域コミュニティにおけるガバナンスが災害復興に果たす役割を解明する。
目次
序章 問題の所在
第1章 本書の視座と方法
第2章 女川町の長期的災害復興とコミュニティ・ガバナンス
第3章 東松島市の長期的災害復興とコミュニティ・ガバナンス
第4章 名取市の長期的災害復興とコミュニティ・ガバナンス
第5章 結論
著者等紹介
辻岳史[ツジタカシ]
1984年愛知県・名古屋市生まれ。現在、国立研究開発法人国立環境研究所福島地域協働研究拠点主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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