出版社内容情報
わたしたちはなぜこんなにもロードムービーに惹かれてしまうのか?
『イージー・ライダー』から『マッドマックス』まで
ロードムービーの誕生と背景、発展の歴史を問い直す。
ロードムービーはいつ誕生し、どんな背景のもと、どのように発展してきたのか。
アメリカに偏らずグローバルな視野で作品を捉えなおし、〈自由〉や〈抵抗〉といった通り一遍の言葉でロードムービーを捌くのではなく、旅がもたらす魂のゆらぎに分け入っていく。
これまでほとんど書かれてこなかった、ロードムービーに焦点をあてて書かれたジャンル研究の新たな地平を拓く画期的な一冊。
内容説明
ロードムービーの誕生と背景、発展の歴史を問い直す。『イージー・ライダー』から『マッドマックス』までロードムービーに焦点をあてて書かれた、映画ジャンル研究の新たな地平を開く一冊。
目次
序章 ロードムービー研究のロードマップ
1章 アメリカを探して その1―アメリカ合衆国のロードムービー
2章 アメリカを探して その2―中南米のロードムービー
3章 クルマと映画作家―世界のロードムービー
4章 パロディからポストモダンへ―ロードムービーの新たな動向
終章 「ワイルドでいこう、ふたたび」
著者等紹介
アーチャー,ニール[アーチャー,ニール] [Archer,Neil]
ケンブリッジ大学卒、ケンブリッジ大学大学院修了(映画研究)。現在、キール大学上級講師
土屋武久[ツチヤタケヒサ]
早稲田大学卒、南イリノイ大学大学院修了(メディア英語)。現在、武蔵大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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saladin
午後
キンセンカ