出版社内容情報
人とかかわり、社会とかかわり、自分らしく成長するために
社会に出る手前にいる大学生の「社会化」と「主体化」には、キャリア探索の「環境探索」と「自己探索」をいかに促進させるかが重要である。本書では、変化の激しい社会で生き抜くための「レジリエンス」を手がかりにして、キャリア探索との関連性を明らかにすることで、効果的なキャリア教育・支援に資する提言を行う。
内容説明
人とかかわり、社会とかかわり、自分らしく成長するために。本書では、変化の激しい社会を生き抜くための「レジリエンス」を手がかりにして、キャリア探索との関連を明らかにすることで、効果的なキャリア教育・支援に資する提言を行う。
目次
第1部 先行研究の概観と研究の目的(大学生のキャリア教育の概観と問題意識;キャリア探索に関連する先行研究の概観;レジリエンスの先行研究の概観)
第2部 キャリア探索とレジリエンスにおける実証研究(大学生のレジリエンスとキャリア探索―各学年の違いに着目して;ロールモデルとレジリエンスがキャリア探索に及ぼす影響―大学1~2年生を対象として;キャリア探索と就職活動中の取り組みが内定後の満足・意欲と不安に与える影響;探索行動とレジリエンスがキャリア意識に及ぼす影響―短大生と大学1~2年生の比較調査から)
第3部 研究の総括と提言(総括と提言)
著者等紹介
湯口恭子[ユグチキョウコ]
近畿大学働き方改革推進センター講師(2018年から現職)。博士(心理学)。関西大学大学院心理学研究科博士課程後期課程修了。住友信託銀行にて顧客相談窓口、新入社員研修講師を担当した後、人事労務などの勤務を経て社会保険労務士事務所を開業(2004年4月~2018年3月)。大学でのキャリア教育、キャリアカウンセリングなどの学生支援に力を入れる傍ら、労働行政機関にて労働相談及び個別労働紛争解決制度対応、京都産業保険総合支援センターでのメンタルヘルス対策支援に従事。1級及び2級キャリアコンサルティング技能士、キャリアコンサルタント、公認心理師、特定社会保険労務士、学校心理士、産業カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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