出版社内容情報
誰にでもある「なまけ」の奥深い心理学的探求
現在大学生である,あるいは過去に大学生であった人には少なからず,「なまけ」の経験があるのではないだろうか。「まじめ化」している現代の大学生にも「なまけ」は存在する。「なまけ」という新しい視点から大学生をとらえたことで,これまで光のあたりにくかった中間層大学生の特徴が発見された。
この世界でのらりくらりやっていくときの心構えとして
内容説明
現在大学生である、あるいは過去に大学生であった人には少なからず、「なまけ」の経験があるのではないだろうか。「まじめ化」している現代の大学生にも「なまけ」は存在する。「なまけ」という新しい視点から大学生をとらえたことで、これまで光のあたりにくかった中間層大学生の特徴が発見された。誰にでもある「なまけ」の奥深い心理学的探求。
目次
第1部 「なまけ」とはなにか(「なまけ」の心理学的研究がなぜ必要なのか;「なまけ」の研究史;現代青年期の特徴を考える;ポストモラトリアム大学生の「なまけ」とは;「なまけ」の心理学的研究の目的)
第2部 「なまけ」の心理学的研究(「なまけ」の実態を把握する;「なまけ」を量的に測定する;「なまけ」を先行研究から考察する;「なまけ」の規定要因を検討する)
第3部 「なまけ」の心理学的研究による中間層大学生の発見(学業領域における「なまけ」と中間層大学生の考察)
著者等紹介
住岡恭子[スミオカキョウコ]
横浜国立大学教育人間科学部学校教育課程人間形成コース心理発達専攻卒業。1年間の研究生としての期間を挟み、横浜国立大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻臨床心理学コース修了。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科学校教育学専攻教育方法論講座修了。博士(教育学)。京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科特任講師、広島文教大学人間科学部心理学科講師を務めたのち、現在、岡山大学学術研究院社会文化科学学域講師。臨床心理士/公認心理師として、精神科クリニック、小中学校スクールカウンセラー、大学附属心理教育相談センター、大学学生相談室などの臨床も行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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