暮らしにおける感性商品―感性価値を高めるこれからの商品開発と戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771035409
  • NDC分類 675.3
  • Cコード C3034

内容説明

私たちはどのように商品を選んでいるのだろうか。その商品の使い心地、使っているときの気分…。「感性」に訴える商品は、商品開発の過程で多くの工夫がなされている。本書は、衣食住に関する商品開発を考察し、日本のものづくり産業の衰退を打開するヒントを提供する。

目次

第1部 衣・ファッション・ラグジュアリーにおける感性商品開発(感性価値/物神的価値のこれから―ラグジュアリー戦略の適用と重要性;ラグジュアリーファッションにおけるオンラインリテール―デジタルプラットフォーマーの分析;ラグジュアリーブランドの国内市場におけるポジショニングと成功要因;ラグジュアリー産業の進化―日本の中小企業への応用可能性)
第2部 食・食文化・味覚における感性商品開発(日本の老舗ブランドにおけるラグジュアリーブランディング―京菓子司「亀末廣」の事例;日本食の国際化におけるアメリカでの再文脈化の地域性;ご当地レトルトカレーのパッケージデザインに見るおいしさ表現―シズル写真の多様な表現手法;味覚イメージの形態表現とその形態変化が味覚イメージに与える影響)
第3部 住・消費生活・街なかにおける感性商品開発(商業施設の「経験価値」による高付加価値化の提案と事例;企業ロゴにおけるグローバル企業のローカル展開;イタリアにおける高級車のデザインプロセス―マセラティ“maserati”を中心として;「感性なんてわからない」人と取り組む、動機のデザイン―当事者を主体者に変える、実践プロセス)

著者等紹介

長沢伸也[ナガサワシンヤ]
早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)および商学研究科博士課程教授。1955年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。工学博士(早大)、立命館大学教授等を経て、2003年より現職、仏ESSECビジネススクール、パリ政治学院客員教授、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン寄附講座教授を歴任。専門はラグジュアリーブランディング論、商品開発・管理学会長、Luxury Research Journal等5英文学術誌編集委員・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
衣・ファッションラグジュアリーにおける感性商品開発: 感性価値/物神的価値ーラグジュアリー戦略の適用と重要性 感性価値と物神的価値との関係 なぜラグジュアリーブランド以外のブランドでは感性価値/物神的価値が展開されないか なぜ日本のブランドが感性価値/物神的価値をビジネスにおいて展開しないか 感性価値/物神的価値の追求のためのラグジュアリー戦略の適用 消費者心理からのラグジュアリー戦略の重要性 日本のものづくりは感性価値/物神的価値の追求のためラグジュアリー戦略に学べ 食・食文化・味覚における感性商品開発2021/12/31

andaseizouki

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学術的な論述のため、少し難しい。 感性価値高めるために各企業がどんな工夫しているかを分析しており、衣料や食品、車産業での分析している。家電におけるラグジュアリーを掴もうと意図して読んだが、なかなかまだ掴みきれない。ただ、KKD(カタチ、価値、動機)モデルやデザインマネジメント方法は参考になりそうである。2023/08/06

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