内容説明
大学生が高校生の授業に参加し、ともに課題に取り組むことで、高校生にどのようなプラスの影響があったのか。「高大連携授業」の事例検証から、効果的に協同学習を行い、ソーシャル・スキルを向上させる手法として、「大学生を介入させる高大連携」が有効であることを示す。
目次
第1部 関連研究の概観と本書の目的(他者と協調する能力の必要性;高大連携の理念と取り組み)
第2部 高大連携授業における協同性に関する実証研究(高大連携授業における高校生の協同作業認識の予備的研究;高大連携授業がソーシャル・スキルに及ぼす効果;地域との関わりが高校生のソーシャル・スキルに及ぼす影響―ソーシャル・キャピタルに着目して;高大連携クラスの雰囲気の変化を把握する探索的検討―クラスターによる人数の変化に着目して;高大連携授業に参加した高校生に対するインタビュー)
第3部 総括(学習意欲を促す高大連携授業に向けて)
著者等紹介
川合宏之[カワイヒロユキ]
流通科学大学商学部経営学科准教授。博士(心理学)。専門は高等学校商業教育。関西大学大学院心理学研究科博士課程後期課程修了。兵庫県公立高等学校教諭などを経て、2015年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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