内容説明
分断や個人主義に振れるアメリカ。排外主義、反移民、反多様性…しかし、彼らの人生の語りの中には、誠実なアメリカ人の精神、すなわちアメリカの良心が、そこここに立ち現れている。
目次
序章 質的調査法による異国の友人理解の試み(質的調査法とは;本書と質的調査法 ほか)
第1章 スーザンのライフヒストリー(スーザンのアメリカ;スーザンの語りを読み取る)
第2章 スーザンに関わる人たちのライフヒストリー(夫リーのライフヒストリー;きょうだい・いとこのライフヒストリー ほか)
第3章 語りからスケッチされるアメリカ(歴史・時代のスケッチ;文化・宗教のスケッチ ほか)
終章 アメリカ的なるもの
著者等紹介
加藤泰子[カトウヤスコ]
浜松市生まれ。広島大学教育学部卒業後、断続的に中学・高校の教員を務める。2012年同志社大学大学院アメリカ研究科博士後期課程修了。博士(アメリカ研究)。現在、同志社大学社会学部嘱託講師ほか、龍谷大学、京都女子大学、花園大学兼任講師。専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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