内容説明
マーティン・ジェイと日暮雅夫によりアメリカ批判理論の注目論文を日本独自に編纂。アメリカ批判理論による新自由主義への批判は、経済的再分配問題に始まり「権威主義」という政治・社会文化問題へと展開される、トランプ主義の危機に迫るフランクフルト学派、マルクス派、フェミニズムを総合するアメリカ批判理論の総決算!
目次
第1章 新自由主義―自然史としての批判理論
第2章 進歩的新自由主義からトランプへ―そしてそれを越えて
第3章 新自由主義的想像力と理由の空間
第4章 新自由主義のフランケンシュタイン―21世紀「民主主義」における権威主義的自由
第5章 権威主義的パーソナリティ再訪―トランプの時代にアドルノを読む
第6章 ラディカルな批判と遅れてきた認識論―トクヴィル、アドルノ、権威主義
第7章 アドルノの社会的抒情詩と今日の文学批評―詩学、美学、近代性
解題 新自由主義から権威主義の批判へ
著者等紹介
ジェイ,マーティン[ジェイ,マーティン] [Jay,Martin]
1944年、ニューヨーク州生まれ。1971年、ハーヴァード大学歴史学部博士号取得。現在、カリフォルニア大学バークレー校歴史学部教授
日暮雅夫[ヒグラシマサオ]
1958年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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