内容説明
本書は、WolfとMetzが打ち立てた基盤の上に展開されてきたMIL(meaning in life生の有意味性)についての議論を、Wolfに立ち返るとともに、さらに純化しおし進め、MILをあくまでも道徳、well‐being(幸福)と並ぶ第三の価値として追及することの徹底化を提言する。MILは、決して、偉人のみのものではなく、多くのごく普通の人々の生に豊かに実現されているものなのである。MILを哲学におけるより中心的で根源的な位置へと据え、価値の全体的構造の解明へと至る試み。
目次
序論
二つの基礎考察
反成果主義的な客観説
生実現形成説
諸問題の考察により生実現形成説をさらに裏付ける
展望、見通し
著者等紹介
伊集院利明[イジュウイントシアキ]
1960年生まれ。1989年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻・博士課程単位修得退学。現在、愛知大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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