内容説明
個人と組織との関わりから人事・管理問題を考察した現代自治体組織論。能力・実績主義、人口減少時代の組織管理、フラット化など、自治体組織の編成や管理、機構改革をめぐる昨今の問題について、その本質を公共性と多様性を軸に多元的に分析する。研究者、自治体管理職、人事担当者のみならず全ての自治体職員に整理・俯瞰的視点を提供。
目次
序章
第1章 能力・実績主義的人事管理の運用―人材育成としての人事評価制度の導入
第2章 人口減少時代の自治体組織管理―多様性の実現に向けて
第3章 大部屋主義の再検討と自治体職場における目標管理制度
第4章 組織構造のフラット化―階層の持つ意味
第5章 内部組織の役割変容と機構改革
第6章 自治体の組織と権能―多様性を前提とした公共性に向けて
第7章 公共サービスの外部化と組織管理における「公共性」概念
著者等紹介
入江容子[イリエヨウコ]
2003年同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程後期課程単位取得。2009年同大学大学院同研究科博士課程後期課程修了、博士(政策科学)。現在、愛知大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- キリスト教資料集